俳優の大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也らが出演する映画『藁の楯 わらのたて』(4月26日公開)が、第66回カンヌ国際映画祭にてコンペティション部門に出品されることが18日、明らかになった。
主演を務めた大沢たかおは、
同作を「昨年の夏の撮影から、スタッフとキャストが一生懸命になってさまざまな挑戦をしながら完成させた映画です」と紹介し、「世界中の映画の中から選ば
れた事を光栄に思います」と感謝の言葉を伝えた。また、同作の主題歌として楽曲「NORTH OF EDEN」を書き下ろした氷室京介は、「三池監督、出演者のみなさま、関係者のみなさま、カンヌ映画祭選出おめでとうございます」と祝福し、「世界に認められる作品に参加させていただけたことは、大変光栄なことでうれしく思います」と歓喜のコメント。
一方、同作でメガホンを取った三池崇史監
督は、「ビックリ&光栄です。正直申しますと意外です。それだけに大感動です。だから、いい気になってレッドカーペットを歩いてこようと思います。それ
が、いい宣伝になってたくさんの人に『藁の楯
わらのたて』を観ていただけるとうれしいです。そう、私はそんな小さい男です。しかし、小さいからこそ生み出せる映画がある。カンヌはそれを見逃さなかっ
た。すごい映画祭だと思います。ありがとうカンヌ」との喜びのコメントを寄せている。
第66回カンヌ国際映画祭は、1946年から開催されている映画祭で、今回の審査委員長はスティーヴン・スピルバーグが務める。コンペティション部門には同作のほか、邦画からは福山雅治主演作『そして父になる』が出品される。
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