前半は、全身レオパードやジラフ柄で統一したワイルドなルックが登場。ライダースジャケットとジョッパーズのセットアップなど、アイテムもかっこよさを追及したものが多かった印象だ。一方、バンビ柄のウェアにアザラシモチーフのソックス、そしてアライグマのマフラーを合わすなど、大胆な「アニマルミックス」を楽しむスタイリングも提案した。
後 半は、トナカイなどのモチーフを編み込んだ、キャンディーカラーの愛らしいノルディック調のニットや、ボアを配したパンツやコートなど、雪国に住む動物 たちが主役。そしてラストを飾ったのは、シロクマを思わせるボリューミーなファーのルックだ。このファーは、できたばかりの未加工の生地を、デザイナー自 らが和歌山出張の際に見つけてきたものだ。
今までも動物的な要素を、プリントやモチーフで取り入れてきたネ・ネットだが、今季のコレク ションでは"animal"をストレートにテーマとして設定。 「今回はあまり考えずに素直にやりました。動物モチーフは、普段から使っているので自然とそうなりました」とデザイナーの高島は教えてくれた。また、演出 やモデル選びにもフレッシュさや素朴さというのがキーとなったそうだ。デザイナーの中から自然と湧き出てきた、純粋なクリエイションだといえる。
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