2013年1月31日星期四

美と健康の鍵を握る「ホルモン」とは?

体のなかの動きを刺激して起こすホルモン

きれいになりたい方も、スリムになりたい方も、穏やかな気持ちで過ごしたい方も、セクシーになりたい方も、集中力を高めたい方も、みなさん聞いてくださ い。そうした望みをかなえるために重要なことは、ホルモンのバランスについてよく理解し、それをコントロールすることです。

いつも疲れているとか、頻繁な頭痛や重い生理痛に悩んでいるとか、あるいは肌のツヤがなくなったとか、顔やあごの毛が濃くなったなどのお悩みがある方もいらっしゃるかもしれません。こうした状態も、ホルモンのアンバランスが引き起こしているおそれがあるのです。
で は、ホルモンとはいったいなんでしょうか? もともと「駆り立てる」「発動させる」というような意味を持つホルモンは、まさにその言葉通りの働きをしま す。体のなかの動きを刺激して起こす、という役割を持ち、消化から呼吸、性的な反応に至るまでのすべてをコントロールしていますし、代謝や気分、食欲、睡 眠などもつかさどっているのです。おそらくみなさんも、エストロゲン、インスリン、メラトニンなどのホルモンの名前を耳にしたことがあると思いますが、主 なものだけで50種類ぐらいのホルモンがあり、さらに科学者たちは新しいホルモンを次々と発見し続けています。
 
ホルモンバランスというものは、常に一定ではないところがやっかいです。ホルモンの分泌量は常に変化します。一生を通じても差が出ますが、日ごとに分泌量が変わるほど頻繁に上下するものもあります。
新時代の美女として輝く鍵は、ホルモンのコントロール
 
食事はホルモンの仕組み全体に非常に大きな影響を与えます。ホルモンは主にコレステロール、たんぱく質、必須脂肪酸からつくられるため、その材料となるの は食事だからです。そのほか、年齢に加え、エクササイズ、睡眠、ストレス、化粧品やヘアケア製品に含まれる化学物質、環境化学物質などからもホルモンは影 響を受けます。さらに、あなたの感情もホルモンに影響しますし、その逆もまたしかりです。
さ らに、ホルモンと似たような働きをするものに、神経伝達物質があります。ドーパミン、セロトニン、GABAなどがこれにあたります。神経伝達物質は、私 たちの態度やエネルギーなど、「やる気」に関わります。分泌量が低かったり、アンバランスだったりすると、だるくなったり、気が散ったり、落ち込んだりし ます。深刻になると、精神的あるいは肉体的な問題を引き起こすこともあります。
 
ホルモンは体の分泌腺から出て、神経伝達物質は神経から分泌されるとか、ホルモンが血液のなかで長い距離を動いて働くのに対し、神経伝達物質の移動範囲は ごく短いとか、違いはありますが、どちらもあなたの健康と幸せと美しさに不可欠ですし、またどちらにも食事とライフスタイルが大きな影響を与えます。

ホルモンも神経伝達物質も、どちらともうまく付き合い、コントロールすることが大切。では、どのような症状にどう対処したらいいのか、次回から具体的にご 説明します。新時代の美女として輝く鍵は、ホルモンのコントロール。ぜひAtoZを学んで、よりすこやかでハッピーな毎日に役立ててくださいね。

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